この前の9月の展示会、LIFE IS A JOURNEY!としてはじめての試みをしてみました。
何かといいますと、合同展示会のEXTRA PREVIEWにて、ネパールのお母さんたちのニット小物を出してみたのです。
ネパールのお母さんたちシリーズは、プロの作り手さんではなく、子供を抱えた一般のお母さんたちによって商品が作られているため、大きいのがあったり、小さいのがあったり、ものすごく個体差があります。
そんなことからショップさんに卸しをすることはなく、基本的には私たちが直接お客様に販売するか、もしくは気の知れたショップさんのみでお取り扱いいただいておりました。
けれど8月、ネパールに行ってみるとお母さんたちの工房が大変な経営難になっていることが発覚!
こりゃ大変だ!ということで、うちも立て直しのために年間のオーダー数の1.5倍の量を一気にオーダーしたのですが、そんな時に限っていろんなトラブルが降りかかり、なけなしの貯金があっという間に底をついて、あわやLIFE IS A JOURNEY!も倒産か!?という危機に。
これ、今だから言えるものの、本当に大ピンチだったのです。
トラブルはいつどこで起こるかわかりません。
そんな時に余裕を持って対処できるようにしておかなければと、良い教訓になりました。。。
いやはや、自営業って本当にスリリング!
そんなこともあり、今回はじめて展示会に出すことになりました。
そんな中、初めてお会いしたにも関わらず、「ものすごく個体差があります…」という説明にも関わらず、現地のその場で一番最初に「オーダーします!」と嬉しいお言葉をいただいたのが、今回ご紹介する「mono 森音」の脊戸さんでした。
展示会っていつもものすごく緊張するんです。
あちこちの有名なお店の有名バイヤーみたいな人もたくさん来るし、日本中のおしゃれさんが集まってきているように感じるんです。こちらとしては東京ってだけでもソワソワしてるのに、その中でもさらにおしゃれな人たちに自分たちが作った商品を見せるわけですから、通り過ぎていくバイヤーさんの目線とかがものすごく気になるのです。
そんな中、実はこのネパールのお母さんたちの商品、初日からいろんなバイヤーさんの反応も良く、これは!という感じで喜んでいたんです。にも関わらず、「個体差があります」の言葉で、「あぁ、なるほど…」と去っていかれることが頻発。
やっぱり個体差あるとダメかぁとがっくりしていた矢先でした。
なので「オーダーします!」と言っていただけた瞬間は、魔女の宅急便のキキが初めて宅急便の依頼を受けた時のような「っっ!ありがとうございますっ!」という感じでした。年柄でもないですが笑
そんなmono 森音さん、場所はなんと北海道の網走。
極寒の網走、地名を聞くだけで嬉しくなってしまいます。
残念ながら、まだお店にお伺いしたことがないので、mono森音さんのインスタグラムより写真を拝借。
今日はなんだかジブリの話ばかりしているようですが、猫がいるあたり、「耳をすませば」の地球屋が頭をよぎります。
雫の言葉を借りれば、「何か物語がはじまりそうな」雰囲気。
このルーペも、なにか物語がはじまりそう。
店内の様子。
お店にはたくさんのCD。
音楽に明るい脊戸さんはラジオの選曲をされていたり、ライブを企画されたりも。
こんな雰囲気の中のライブ、最高でしょうね!
こんな映画みたいな風景が近くにあるなんて。
流氷に知床。
人生に一度は見てみたいと思っている風景。
あれ、これパタゴニア!?
この前私がポストしたパタゴニアの風景にそっくり。
地球の裏側まで行かなくても、屈斜路湖はこんな風景なんですね。
ちなみに下が私が投稿したパタゴニアの写真。
なんだか似てる。
やっぱりすごい雪だなぁ。
夏の様子も素敵。
LIFE IS A JOURNEY!からはフェルトスリッパや手袋、ソックスを扱っていただいております。
素敵な雪国のお店。
行くと人生を大きく変える物語がはじまるかもしれないですよー!
網走のみなさん、これからどうぞ宜しくお願いいたします!^^
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