神々が住む山の国

昨日の夜、ネパールから帰国しました。

ネパールはだいたい半年に一度のペースで行っています。またすぐに半年後、行くことになるのは分かっているのですが、それでも関空に到着すると、「あーあ、帰ってきちゃったなぁ。」と寂しい気分になります。逆にカトマンズの空港を出て、ネパールの蒸した空気と埃まみれの雑踏に出た瞬間は、「また食中毒と戦う疲れる日々が始まるなぁ。」とゲンナリするのも事実です。
住めば都、慣れてくると過酷な場所でも、大抵は居心地よく感じてくるから不思議です。

今回のネパールは雨季。一年で最も観光客が少ないシーズンです。逆に最も観光客が多いハイシーズンは秋の終わりから冬の間。この季節は空気が澄むため、美しいヒマラヤ山脈をきれいに眺めることができます。トレッキングもこの季節が一番おすすめ。雨季のトレッキングも人が少なく、山を貸し切り状態でリラックスして過ごせるため私は好きですが、美しい山を見たくてトレッキングをするのであれば断然冬の方が良いでしょう。今回は雨季の中の旅でしたが、それでもたくさんの美しいネパールの姿に出会うことができました。

カフェで仕事中、ふとパソコンから顔を上げると夫の後ろの風景がすごい雰囲気に。

次行くのはたぶん冬ごろ。つまりネパールのハイシーズン。次こそは少し時間をとって、尊い神々の山に会いに、奥深いところまでトレッキングしたいと思い描いています。

ネパールの旅は終わりましたが、旅の間に書き切れていない事がまだまだあります。
しばらくの間はネパールの話題が多くなると思いますので、よかったらまた当ブログに遊びにきてくださいね。

ところで、昨日帰国したばかりですが、本日はこれから信州の奥飛騨まで移動予定。
ヒマラヤ山脈の次は日本の美しい山々に会いに行ってきます。

これは以前にトレッキングをした時に撮影した写真。今回は天候の関係でずっと山は見れませんでしたが、最後、山の麓街であるポカラを去るバスに乗り込む直前、初めてこの山が姿を見せてくれました。雲間から山が現れる瞬間はその荘厳さに息を呑みます。

山の麓、フェワ湖にて

 

 

 

 

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